メッツ松坂大輔投手は最終戦で出番がなく、3勝3敗1セーブ、防御率3・89で今季を終えた。

 フリーエージェント(FA)となって所属先を決めることになるが「休んでからゆっくり考えたい」と話した。

 先発、中継ぎ、抑えとさまざまな役割を任された1年を振り返り「いろんな経験をさせてもらったシーズン。野球人生にとっていい一年」と前向きに捉えた。その一方で「自分は先発だという気持ちを消すことはできなかった」と本音ものぞかせた。コリンズ監督は「求める場所でどこでも投げてくれた。いい投球だった」と評価した。

 9月は4試合で計6回1/3を無失点。松坂は「ボールが元気になってきたところでシーズンが終わるのは残念」と語った。