ヤクルトが今秋のドラフトで龍谷大平安(京都)の左腕・高橋奎二投手(3年)をリストアップしていることが6日、明らかになった。

 高橋は右足を胸の高さまで上げる独特なフォームから“左のライアン”の異名を持つ。最速145キロ直球とスライダー、カーブ、チェンジアップを操る本格派だ。今春センバツでは浦和学院に初戦で敗れたが、今夏のU18(18歳以下)W杯(8月28日~9月6日)の日本代表候補にも名を連ねる。同センバツでスカウトの視線を集めたのは県岐阜商の高橋純平投手(3年)だったが、鳥原チーフスカウトは「高橋君も面白い。でももう1人の高橋君も気になる」と期待した。