投手と外野手の二刀流、北海学園大・川越誠司(4年=北海)が6日、プロ志望届を提出し、全日本大学野球連盟のホームページで公表された。

 社会人との選択を迷っていたが「評価を聞きたい。チャンスをもらっているので無駄にしたくない」と決断した。今春149キロをマークした左腕としても、50メートル走6秒0の俊足と公式戦3本塁打の強打、遠投120メートルの肩と走攻守そろった外野手としても、両方で評価される。調査書は現時点で5球団から届いている。「長く活躍し、引退セレモニーをやってもらえるようなファンから愛される選手になりたい」。まずは22日のドラフト会議での吉報を待つ。