今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕、慶大・加藤拓也投手(新4年=慶応、175センチ、90キロ)が、社会人を相手に5回パーフェクトの好投を見せた。

 立ち上がりから2者連続三振を奪うと、2回は148キロの直球で4番、6番を空振り三振。制球も安定し1人の走者も許すことなく予定の5回を投げ終えた。最速は93マイル(約150キロ)をマークし、計6三振を奪った。

 ネット裏では米大リーグのアストロズ、DeNA、オリックスなどのスカウトが視察。アストロズ大慈弥功環太平洋担当部長は「アベレージ(平均)で93マイルが出るようになればメジャーでもやっていける。もう一度見たい投手ですね」と話した。