西武の新外国人、フェリペ・ポーリーノ投手(32=インディアンス傘下3A)が30日、成田空港着の航空機で初来日した。

 今季NPB所属投手で最重量の体重122キロ。「パワー型だから、よくバッターと間違えられるんだ」と、ウエートトレーニングで鍛えた巨体に柔和な笑みを浮かべた。今季マイナーで登板した10試合はすべて中継ぎだったが、西武では先発として期待される。「過去に先発もやっていたから」と不安はなし。知っている日本選手を問われると「オオタニ!」と日本ハム大谷の名を即答した。「有名だよ。才能があってバッティングもいいと聞く。もちろん対戦したい」と、米国でも珍しい二刀流に興味津々。交流戦期間中には1軍登板する見込みで、今日31日に入団会見を行う。