米カンザス州ウィチタのメディアによると、元プロ野球の阪急(現オリックス)で内野手として活躍したダリル・スペンサー氏が2日に88歳で死去した。

 米大リーグ、ジャイアンツなどで活躍し、64年に阪急に入団。

 豪打と頭脳プレーで「野球博士」の異名をとった。65年には3冠王に輝いた南海(現ソフトバンク)の野村克也氏と本塁打王を争った。

 阪急では通算7年間で731試合に出場して打率2割7分5厘、152本塁打、391打点。大リーグでは通算10年間で1098試合に出場して打率2割4分4厘、105本塁打、428打点だった。