巨人岡本和真内野手(20)は26打席ぶりの安打にも笑顔はなかった。

 7番左翼で出場し、5回の第2打席で右前打を放つなど2安打をマークした。だが6回2死三塁で西武栗山が放った打球の判断を誤り、決勝の適時二塁打とした。失策は記録されなかったが、高橋監督は「あれぐらいは捕らないといけないと思うけど(外野挑戦を)始めたばかりなので、やらせているこちらと両方の責任」と話したが、岡本は「パッと前に出てしまった。ピッチャーに申し訳ない。開幕も近づいているし、試合に出させてもらっている以上、なくしていかないといけない」と表情を引き締めた。