6年ぶりの開幕投手を務めて白星を挙げていたソフトバンクの和田毅投手が11日、左肘の張りのため、出場選手登録を外れた。前回登板だった7日の西武戦で2勝目をマークしながら、軽い張りを訴え、5回2失点で降板していた。工藤公康監督は「大事ではない。1回(先発を)飛ばすだけ。安心してください」と軽症を強調した。

 代わりの先発が必要になる14~16日のオリックスとの3連戦では、2軍で調整している摂津正、松坂大輔両投手が候補になる。

 和田は米大リーグから古巣へ復帰1年目だった昨季、15勝5敗で最多勝と勝率第1位の2冠に輝いた。