巨人陽岱鋼外野手(30)が、実戦復帰4戦目に「4番中堅」で先発した。

 打撃成績は4打数1安打だった。3打席目まではロッテ先発の藤岡を相手に、二飛、遊直、見逃し三振。8回、2番手で登板した原の外角143キロを右中間へはじき返して二塁打とした。9回の守備から交代し、ベンチへ下がった。

 「最後のツーベースは、真っすぐに振り遅れないようにしっかり対応できたと思います。実戦の回数を重ねて、打席での感覚は上がってきた。今日はほとんどフル出場みたいなもの。通して出たのは数カ月ぶりなので、多少は体が張ってくるかと思いますが、状態はいいです」と振り返った。