ゲームでは、1番で突破口を開く役目を任されるとみられる。金本監督は「本来3番で固定したいところだが、これから相談しますよ」と糸井の1番継続に含みを持たせた。今季は直前の日本ハム戦2試合と、交流戦直前の4試合で1番を打った。5月25日、28打席無安打のトンネルから抜け出した巨人戦(甲子園)もトップバッターだった。今季1番での打率は3割6分4厘(通算では2割7分2厘)。糸井にとって結果の残せる打順といえる。
その「足」にも期待がかかる。ここ2試合連続で盗塁を決め、軽快さをアピール。金本監督は「こちらからプッシュすることもあるが、基本的には状況を考えて。点差、アウトカウント、打者、次の打者とか、いろいろ中村コーチとこちらで考えて。状況を見ながら、任せるときは全部ノーサインで任せている」と信頼を置いている。昨季は53盗塁でパ・リーグ最年長盗塁王を獲得。今季7盗塁は現在リーグ7位タイだが、走りやすい打順になれば量産も期待できる。
阪神もオリックスも好調な中で行われる関西ダービーとあって、ファンの注目度も高い。両チームの間を移籍した糸井の存在が、3連戦をより熱くする。【真柴健】
▼阪神は交流戦オリックス戦で、通算24勝25敗1分け。12年までは20勝15敗1分けと勝ち越していたが、糸井が日本ハムから加入した13年以降は4勝10敗と一変した。この間、京セラドーム大阪ではチーム防御率6・22。甲子園では3・29。15年6月13日には、チーム交流戦史上ワースト2位の15失点という屈辱も味わった。




