ソフトバンク山田が今季初登板初先発でうれしい白星を手にした。昨年6月7日のDeNA戦以来の勝ち星は「粘り」の勝利でもあった。「このチャンスを逃すことはできないと思った。全力でいきました」。開幕から2軍暮らし。ようやくお呼びがかかったが「受験」を勝ち抜いての条件付き。9日に工藤監督が見守る中、高橋とヤフオクドームのブルペンで試験投球。合格切符を手にした。
粘った。5回100球。失点は梅野のソロ1発だけ。イニング平均20球という“高カロリー”の投球は山田の持ち味? でもある。「球が多かったけど、崩れなかったのは少し成長したかな、と」。工藤監督の指示もあって3、4回の攻撃中はブルペンに入って投球した。「気持ちでいけ!」。チーム合流日に工藤監督からハッパをかけられ、有言実行した。「長いイニングは期待されてないし、とにかく気持ちで」。15アウト中、ゴロに仕留めたのが9個。球数は要したが、最後にうれしいウイニングボールが待っていた。【佐竹英治】



