この日1軍に昇格したソフトバンク長谷川勇也外野手(32)が、今季1号を放った。7番左翼で出場。打線は7回まで巨人菅野に1安打に抑えられ、二塁すら踏めない状況が続いていたが、8回2死からの長谷川の右越えソロで完封負けを免れた。

 打球が右翼席最前列付近に当たってグラウンドにはね返り、当初は二塁打と判定されていたが、リプレー検証の結果、判定が覆り、本塁打に修正された。

 プロ2年目の08年以来、10年連続の本塁打。4月20日以来のスタメンとなった長谷川は「僕は泥臭いヒットでここまできたので、奇麗なヒットが欲しいとは思っていない。狙ったボールではなかったが、反応できた。つまったが、そういう面ではよかった」と、振り返った。