「ストップ・ザ・阪神」「ストップ・ザ・糸井」-。広島大瀬良大地投手(26)が20日、マツダスタジアムでの練習に参加。リーグ戦再開最初のカードとなる2位阪神戦の3戦目、25日の先発が濃厚だ。阪神には1年目の14年10月1日に敗れて以来10試合負け知らず、15年7月15日から9試合11回1/3を連続無失点だ。糸井とともに、好相性の虎打線を封じ込める。

 勝率10割右腕も、リーグ戦再開へ気持ちを高めた。2位阪神との直接対決3戦目の先発を託された大瀬良は、小雨が降るグラウンドで遠投やランニングメニューで汗を流した。積み重ねた勝ち星とは反し、先発としての達成感はない。きっかけをつかむ再スタートのために準備を進めてきた。

 「どこが相手でも大事な試合であることに変わりはない。自信を持ってマウンドに上がれるように、1日1日を大事にしたい」