昨季パ・リーグ覇者の日本ハムが首位楽天に敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。延長11回に力尽きた。

 両チーム初回に1点ずつ奪ったが2回以降、無得点で延長戦に突入。延長11回、6番手で登板したルーキー玉井大翔投手(25)が先頭ウィーラーに決勝の14号ソロを浴び、逆転を狙った裏の攻撃は3者凡退に抑えられ、連勝は2で止まった。

 前日23日に出場選手登録されてベンチ入りしていた大谷翔平投手(22)は10回2死一、二塁、矢野謙次外野手(35)が代打に送られた場面でネクストバッターズサークルで待機したが、出番はなかった。

 栗山英樹監督(56)は「こういう風なゲームは監督が選手が勝つ方向に手伝ってあげないといけなかった」と話していた。