巨人山口俊投手（２９）が古巣ＤｅＮＡ戦に初登板。場内アナウンスにコールされて先発マウンドに上がると、左翼席の相手ファンから容赦ない大ブーイングを浴びせられた。

　２回無死からロペスに先制ソロを食らうと、嶺井、今永、倉本に３連打を許し、３点を先制された。

　３回無死一塁では、筒香に落ちきらなかったフォークを見逃さず、完璧に捉えられる２ランで追加点を奪われた。４回にも失点し、４回９安打６失点でマウンドから引きずり降ろされ、今季初黒星を喫した。

　登板後は「結果が一番悔しい。（調子は）悪くなかったが、自分自身が考えすぎた部分がある。本来の投球スタイルができなかった。慎重になりすぎた部分があって、直球あっての変化球というのを再認識した」と反省を強調した。