広島マツコの珍儀式が3戦連続で行われた。シートノック終わりで続々と選手が上がり、ベンチ前に出来た円陣。3戦連続で円陣の中央には菊池涼介内野手(27)が立った。

 緩急自在の菊池はこの日、中央でひざまずいたまま右手にヤクルトを隠し持ち、手のひらをクルリと返した。そのままの姿勢で、松山にヤクルトを差し出した。松山竜平外野手(31)はその場でフタをとり、一気にヤクルトを飲み干した。

 菊池は初戦は普通にヤクルトを手渡し、2戦目は右手には何も持たず、フェイントを掛けてグラブからヤクルトを取り出していた。

 チームは初戦に珍儀式で連敗を止め、前日2日は連勝を飾った。その間松山は2試合で7打数5安打4打点と大暴れだ。

 三塁側ベンチ上のファンも注目しており、松山の一気飲みの後には大歓声。選手、ベンチ、ファンともに盛り上がり、一体感が生まれた。