プロ2年目のオリックス吉田凌投手(20)が3日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、プロ初登板初先発に臨む。ウエスタン・リーグで6勝5敗、防御率2・37の結果を出し、1軍登板の機会を与えられた。

 吉田凌は「1球1球真剣に投げていくしかない。(相手打線の)1番か9番まで、全員に集中です」と語った。

 東海大相模(神奈川)の恩師、門馬敬治監督(47)にも連絡。「神奈川が応援しているよ」と伝えられ「本当かな?」と笑いながらも、監督の気遣いに感謝した。高校時代は同期の中日小笠原と「高校野球100年の夏」だった15年に甲子園制覇を果たした。秋の国体では、優勝投手にもなった。プロ2年の成長を披露するマウンドになる。