日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が6日、都内で行われ、選手会側が求めていた契約更改交渉時における金額の事前提示について、前日までに口頭で全選手に伝えることで合意した。

 楽天嶋基宏会長(32)、日本ハム大野奨太捕手(30)、西武炭谷銀仁朗捕手(30)、ロッテ角中勝也外野手(30)の4選手が参加。選手会側は書面での事前提示を求めており、嶋会長は「100%満足いくものではなかったですけど、確実に昨年の契約更改よりはいいものになると手応えはありました。少しずつですが前進している」と話した。

 球団側はこれまでも下交渉を行ってきたベテランや中心選手に加え、新人選手と初めて1軍に上がった選手とも全員下交渉を行う。下交渉を行わない選手に対しては、契約更改交渉の前日までに口頭で提示金額を伝えることになった。

 選手会側は金額の事前提示が行われない場合は、今オフの契約更改交渉は全選手が第1回交渉を保留する可能性を示してきたが、その対応は行わなくなった。