セ・リーグ最多勝と最優秀防御率の巨人菅野智之投手(28)が24日、17年度の「東京ドームMVP賞」を受賞した。

 本拠地の東京ドームでは12試合に先発し93回3分の1を投げ、9勝2敗(完投3、完封1)、93奪三振、防御率1・45の成績を残した。14年に続く2度目の受賞は、投手では上原と並び最多タイ。「新人特別賞」を含めれば最多の3度目となった。受賞を記念して、菅野の写真をプレートにした「スターメモリアルプレート」がドーム内の1階コンコースに展示されると同時に、副賞の300万円が贈られた。

 「東京ドームは小さい頃からの憧れの場所でしたから、今もこのマウンドに上がる時は新鮮な気持ちになります。(2度受賞の)上原さんは誰もが知っている選手で、僕も小さい頃に試合を見ていました。3回、4回と言わずに、毎回この賞に選んでいただけるように頑張りたいです」とコメントした。