日本ハム大谷翔平投手(23)が7日、今オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すことを表明した。10月に手術した右足首のリハビリを行う千葉・鎌ケ谷で、代理人としてCAAスポーツのネズ・バレロ氏と契約したことも認めた。今後は日米間で改定交渉中の同システムの動向を見守りつつ、球団との話し合いは代理人に任せる考え。投打「二刀流」で5年間プレーし、成長させてくれた日本ハムには感謝の意を示した。

 

<大谷一問一答>

 -球団との話し合いは、ポスティングシステムの新制度決定後か

 大谷 個人的に僕が話すというわけではないと思うので、まだ球団は、どうなるかわからない。僕は向こうに行くためにこのタイミングで(代理人を)決めたという感じですね。

 -5年間、メジャーへの思いは変わらなかった

 大谷 個人的にそういうものを持ちながら、このチームで日本一になるっていう目標も、また持ちながらやってきたので。去年もそうですし、今年に関しては(故障で)迷惑もかけましたけど、すごくいい1年1年を過ごしてこれたんじゃないかなと思います。

 -メジャーに行くと決めたタイミングは

 大谷 決めたというか、そのために今も動いてるというか。その1つのものとして代理人を決めただけなので、まだ出られるかどうかというのはまだポスティングにかかってないですし、僕の気持ちの部分だけであって決定事項ではないので。その気持ちはずっと持ってたので、特にどのタイミングってのはない。

 -日本ハムでの5年間で、やりたいことはできたか

 大谷 それはどうですかね。後で振り返ってみて、感じることもあると思うし、それはこれから先じゃないかと思う。

 -代理人をバレロ氏に決めた要因は

 大谷 自分が向こう(メジャー)に行く上で一緒に頑張りたいなというか、選ぶとしたら1つしか選べないというのが決まっていることなので。そこじゃないかなと思います。