来年3月に開催される侍ジャパン強化試合は、年齢制限のないフル代表でオーストラリア代表と対戦することが18日、分かった。近日中に発表される。

 稲葉監督の初陣となった今大会は3年後の20年東京五輪を見据えて、24歳以下または入団3年目以内の選手にオーバーエージ3枠を加えたメンバーで編成した。

 3月3日(ナゴヤドーム)、同4日(京セラドーム大阪)に予定されるオーストラリア代表との2試合は、稲葉監督就任後初となるフル代表を招集。巨人菅野、楽天則本、DeNA筒香ら、今春のWBCに出場したメンバーも参加する可能性がある。

 日本代表にとって、オーストラリア代表は04年のアテネ五輪準決勝で0-1と敗れ、金メダル獲得を逃した因縁の相手。今大会に出場している若侍たちにとっては、決勝が来年3月に向けた最後のアピールの場になる。