阪神球団単体の17年度売り上げが史上初めて200億円を突破する見通しであることが29日、分かった。チームは2位に躍進し、7年ぶりに主催試合の観客動員300万人を突破した。DeNAとのCSファーストステージは雨天強行が話題になるなど、3試合を開催。入場料収入などが大きく寄与した。球団関係者は「昨年は(200億円に)10億円以上の開きがあった。ネットショップも増えており、新しい需要ができた」と話す。200億円の大台は球団の悲願でもあった。

 来年度は2年連続の300万人動員と200億円突破が目標になる。全選手のレプリカ販売が好評だったこともあり、今後は育成選手も含めたラインアップを用意する予定だ。