ロッテ井口資仁監督(42)が3日、都内ホテルで自らの引退記念パーティーを開いた。

 ソフトバンク王球団会長、オリックス西村ヘッドコーチ、ロッテ今岡2軍監督、川越2軍投手コーチ、斉藤和巳氏、阪神鳥谷ら球界関係者だけでなく、少年野球時代や高校時代、出身の西東京市の関係者なども来場。約550人が21年間の現役生活をねぎらった。

 壇上では「21年間、素晴らしい指導者、チームメート、多くのファンの声援を頂き、日本一、世界一、2000安打も打つことができました。ありがとうございました。来シーズンからマリーンズの監督として、しっかり選手とコミュニケーションを取って、チーム一丸となって日本一を目指していきます。21年間の野球人生を活かしていきたいです。この秋には、ドラフトで素晴らしい選手を取ることができました。マリーンズ、パ・リーグ、球界全体を盛り上げていきたいです」と、感謝ととともに、監督としての決意表明を行った。

 2時間を超える会を終えると「幼なじみからお世話になった人たちまで、ようやく全員にあいさつができたなと。21年間、やらせてもらって、あっという間。もう、選手をやってたんだなと。もう監督の方に頭が動いています。頭は切り替わってるんだなと思いました」と話した。