ロッテ清田育宏外野手(31)が23日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、700万円ダウンの年俸5000万円でサインした。

 8年目の今季は、打率2割3厘と低迷。2度の2軍落ちも味わった。自ら悔やんだのは、2月のオープン戦で左肩を脱臼したことだ。「自主トレから体をつくってきて、2月、これからという時だった。今、振り返ると、焦って開幕に間に合わせようとしたのが良くなかった。普通、2カ月はリハビリするのを、焦って開幕に合わせてしまった。脱臼を甘く考えていた」と話した。

 開幕に間に合わせはしたが、左肩が完全な状態でないまま、プレーを続けた。その結果、「右肩や腰に痛みが出た」と、他のところにも悪い影響が出た。「常に痛みが出て、消えずにいた。今は、いろいろトレーニングをやって、ストレッチも多め。試行錯誤しています」と続けた。

 公私で世話になった井口が監督に就任。「恥はかかせたくない」と、期するものがある。来季へ向け、「キャリアハイを目指したい」と力強く宣言した。(金額は推定)