ロッテが新外国人候補として、今季レッドソックス傘下3Aでプレーしたマット・ドミンゲス内野手(28)の獲得に動いていることが24日、分かった。強打の三塁手で、11年のメジャーデビュー後はマーリンズ、アストロズなどで通算362試合に出場。打率2割3分1厘、42本塁打、152打点をマークしている。07年ドラフトでは今季メジャーMVPの本塁打王、スタントンを抑えてマ軍に1巡目指名されるなど、潜在能力が高く評価された。

 ロッテは最下位に沈んだ今季、リーグワーストの95本塁打と大砲不在に苦しんだ。6月に加入し、15発を放ったペーニャとも残留交渉中。球団関係者はドミンゲスについて「3、4人いる候補の1人」と話し、来季は新たな右の長距離砲が加わる見込みだ。米移籍サイト「トレード・ルーモア」のスティーブ・アダムス記者はこの日、ドミンゲスがロッテと1年契約で合意したと伝えている。