DeNAが暖冬で、全選手の契約更改を終えた。25日に、横浜市内の球団事務所で山崎康晃投手(25)が大トリを務め、7000万円増で更改。来季在籍する日本人選手は全体で、4億8415万円アップで終えた。

 2年連続クライマックスシリーズ(CS)進出するなどの躍進が、数字として如実に表れた。

 日本プロ野球選手会が発表した今季の日本人選手年俸調整結果では、DeNAが12球団中12位だったが、最下位脱出は確実と思われる。来季は阪神からFAで新加入する大和内野手(30)もおり、退団選手の年俸を差し引いても、全体で2億5000万円以上はアップした模様。高田繁GM(72)も「うちは若い選手が多いから、3年くらいは上がっていくことになると思う」と説明しており、総年俸アップの流れは続きそうだ。(金額は推定)