巨人の新人合同自主トレ第2クールが14日、川崎市内のジャイアンツ球場で終了した。

 練習終了後、ドラフト1位の鍬原拓也投手(21=中大)ら新人全16選手が、室内練習場で即席のサイン会を開催。練習を見学していたファン約100人が集まり、約20分ペンを走らせた。

 1番人気はドラフト1位の鍬原。常時50人ほどが列をつくった。大学時代はサインを書かず、プロ入りが決まってから大学の野球部員と一緒にサインを考えた。急きょ決まったサイン会にも多くのファンがかけつけ「ファンの方が本当に温かかった。そういった応援が励みになる。列を見る余裕はなかったですが、ありがたいということしかないです」と笑顔で感謝の気持ちを語った。