楽天のドラフト4位左腕、渡辺佑樹投手(22=横浜商大)が14日、仙台・泉グラウンドでの新人合同自主トレで初めてブルペン入りした。

 捕手を立たせて36球。時折、抜ける球があったが「抜けるボールも多かったんですけど、良いボールもあったのでそれを増やしていければ。今日はまっすぐをしっかり指にかけて、自分の感覚で投げられればと思っていました。どんな時にボールが抜けるかも感覚として分かっているので、それをしっかり修正していければ」と感想を口にした。

 理想は同じ左腕のソフトバンク和田。「ああいう(キレのある)ボールを投げたいというのがあります。スライダー系のボールをもっと磨いて。ツーシーム、チェンジアップはある程度のボールがあるので。スライダー、カット系のボールを覚えていければ」。

 横浜商大の佐々木正雄監督が亡くなった故星野仙一球団副会長と親交があり、渡辺佑も「しっかり優勝に貢献して(星野副会長に)良い報告ができればと思います」と話した。