DeNAアレックス・ラミレス監督(43)が14日、都内で行われた指導者講習会で講師を務めた。昨年の都市対抗準優勝の日本通運・藪宏明監督、昨年の全日本大学野球選手権を制した立大・溝口智成監督、夏の甲子園を制した花咲徳栄・岩井隆監督とパネルディスカッションも行われた。

 ラミレス監督は、Bクラスだったチームを2年連続Aクラス入りさせた要因の1つにメンタル面の変化を指摘。「当初、選手たちはネガティブな考えもあったが、ポジティブに変わった。(指導の中で)コミュニケーションを取ることが大事」と話した。

 約2時間の講演を行ったラミレス監督は「なかなかない機会なので、貴重な時間でした。(高校、大学、社会人と)野球がどんなふううにつながっているのかが分かった」と満足そうに振り返った。