日本ハムの今季のスローガンが24日、発表された。

 「道 -FIGHTERS XV-」(みち ふぁいたーずふぃふてぃーん)

 札幌市内の球団事務所で栗山英樹監督(56)がスローガンへ込めた思いを説明した。「本当に大切な、みんなの思いを表現させてもらいました」。今年は北海道と命名されて150年の節目。球団が東京から北海道へ本拠地を移転して15年目にもあたる。「北海道が出来て150年。いろいろな方々が前に進めてくれた。(チームも)これからの10年が本当に大事。どんな道を作っていけるのか、本当に意味がある」と話した。

 14日に2軍施設のある千葉・鎌ケ谷で行われた新入団選手歓迎式典では、ドラフト1位清宮幸太郎内野手(18=早実)も、今年の漢字として「道」を色紙に記していた。栗山監督は「何かを必死に考えた時に当然、浮かんでくる言葉。幸太郎が、よく考えていると言うこと。自然と幸太郎が書いたなら、意味があると思う」と、偶然の一致にうれしそうに話した。

 デザインは北海道・帯広出身の書道アーティストの萃美(すいび)氏に依頼。「道」のしんにょう部分を北海道の形に見立てて書き上げてもらい、チームカラーでもある赤と黄と青の水玉模様が北海道150年にちなんで150個あしらわれている。