阪神ドリスが不安を一掃した。25日、沖縄・宜野座キャンプでの残留練習に参加。右肘の張りを訴え21日の韓国・KIA戦の登板を回避していたが、以後で初めてブルペンに入った。捕手を座らせ、21球。元気な姿を見せた。「ダイジョウブ、ダイジョウブ」と明るい表情でバスに乗り込んだ。

 昨年はリーグトップの37セーブを挙げ、初タイトルを獲得。金本監督の信頼も厚く、今季も守護神を務める予定だ。重要なポジションだけに、軽症でひと安心。投球をチェックした金村投手コーチは「まだ怖さはあるみたいだけど、あれだけ腕が振れたら、大丈夫」。春季キャンプ打ち上げの28日まで、投球練習を重ねる方向。今季初の実戦登板は3月以降になる模様だ。