中日高橋周平内野手(24)が3安打と気を吐いた。2回、6回と中前にクリーンヒット。8回は内の初球をたたいて左中間三塁打。「初球が1番大事。打てる球が来たら追い込まれる前に打とうと思っている」と納得の表情だった。

 20、21日のソフトバンク2連戦(ヤフオクドーム)は無安打。三振も4つあり「キャンプでやっていたことと違う形になりつつあった」と、打撃のリズムを崩している様子があった。ただ、22日の練習日をはさんで復調。「いつもならずっと悪い方にいくが、いろいろな人から助言をもらって、それを自分も理解して修正できた」と手応えを口にした。

 二塁のレギュラー争いは荒木、亀沢との三つどもえ。森繁和監督(63)は「今日みたいな打撃ができれば、開幕に向けていい方向にいくのでは」と評価。開幕スタメンに間違いなく前進した。