DeNAアレックス・ラミレス監督が7連勝の喜びの後、厳しい一面も見せた。

 筒香嘉智とホセ・ロペスのアベック弾で快勝。単独首位をキープした。一方で5回に四球で出塁した楠本泰史外野手(22)が、次打者嶺井博希の右飛の間に、一塁へ戻らずタッチアウト。走塁ミスに同監督は「ああいうプレーは流れが相手にいってしまう。彼はヒットは出ていないがスランプだとは思っていなかった。野球は流れが重要。そこで流れを相手に渡さないために交代した」と、7回の守備からベンチに下げた。

 ドラフト8位の下位指名ながら開幕1軍メンバーに入れ、先発にも抜てきしてきた。「よくやっていい選手だが、ああいうプレーは相手に流れがいく。今日(実際の手続きは15日付)彼は抹消しました」と2軍降格を明言した。