ロッテのドラフト2位、藤岡裕大内野手(24=トヨタ自動車)が17日、千葉市立真砂東小を訪問し、新1年生60人に特製ランドセルカバーを贈呈した。

 カバー配布は今年で7年目で、千葉市内の34校と球場で約3000枚を無償配布するもの。球団マスコットのマーくん、リーンちゃんが手を挙げて横断歩道を渡るデザインで、藤岡裕は「これをしっかり付けて、交通事故にあわないように通学してほしい。今日帰ったら、お父さんとお母さんに千葉ロッテの応援に行きたいなと伝えてほしいと思います」とあいさつした。

 体育館入場時には男児から「たかひろさーん!」と声援がとび、同姓の藤岡貴裕投手(28)と間違えられるハプニングも。マーくんへの歓声のほうが大きかったこともあり「まだまだですね」と苦笑い。「僕が小学生のころもプロの選手が野球教室で来てくれた。これからイベントにも積極的に参加して、いい思い出をつくってもらえるように。活躍して自分を知ってもらえるように頑張りたい」と話した。