阪神能見がウエスタン・リーグのオリックス戦(鳴尾浜)に先発した。直球とフォークのコンビネーションがさえた。4回に3者連続三振を奪うなど、6回を投げて、3安打無失点、7奪三振。最速は144キロを記録し「試合感覚としてはよかった」と淡々。

 矢野2軍監督は「変化球もキレも高さも良かった。空振りも多く、良い時の能見の投球がそのまま出ていた。安心できる」と絶賛した。19日の中日戦での先発が見込まれていたが、17日同カードの雨天中止の影響で、2軍戦の調整登板に回っていた。