オリックスのステフェン・ロメロ外野手(29)が5試合ぶりの3号ソロで先発の山岡を援護した。2-0で迎えた6回1死で、この回から登板した楽天釜田の147キロストレートを中堅スタンド左にたたき込んだ。「前の打席までストレートに詰まっていたから、ストレートにだけは負けないようにしようと思っていた。それでも少し詰まったけど、しっかりと押し込めたし、打った瞬間、スタンドまで届いてくれると思ったよ」と手応え十分だった。

 昨年4月22日のロッテ戦(ZOZOマリン)の守備でフェンスに激突し、左膝を負傷。約1カ月にわたってチームを離脱する大ケガにつながる悪夢の1日になった。それから1年後のこの日は中押し弾を放ち、存在感を見せた。