巨人上原浩治投手(43)が、マリナーズの会長付特別補佐に就任するイチロー外野手(44)に羨望(せんぼう)のまなざしを送った。

 4日、DeNA戦(横浜スタジアム)の試合前に取材に応じ「球団に残るというのは慕われているということ。それだけの経歴、成績を残してる方。球団から手放したくないと言われるのは、うらやましいと思う」と話した。

 日米で対戦し「全てが思い出。選べない」としながら「1年目のオールスター(第1戦)でホームランを打たれたこと、アメリカでも1年目のオリオールズの時、シアトルで打たれたことを覚えている」。ルーキーで出場した99年オールスターやメジャー移籍1年目09年の思い出を振り返り「もう1回対戦したかった。今でも思っている。来年以降は僕もイチローさんもどうなるか分からない。その時に感じることも出てくると思う」と話した。