ヤクルト先発のデーブ・ハフ投手の好投は、自身2勝目には結びつかなかった。7回までに8安打を浴びたが、丁寧にコースをついて得点は許さない。無四球とテンポのいい投球で打線の援護を待ったが、8回1死一、三塁で打席が回り、代打を送られた。代打荒木が三振、続く山田哲も右飛で得点できず、0-0のままま降板となった。

 試合は8回に中継ぎ陣が2失点して、チームは今季3度目の5連敗。田畑投手コーチから「粘ってよく投げてくれた」とねぎらわれたハフだったが、「投球以外でフラストレーションがたまった。(6回無死一塁で失敗した)バントがうまくいっていれば展開も違った。しっかり自分の仕事をしなければいけない」と自身の犠打失敗を反省した。