本塁が遠い。巨人は楽天の2倍以上となる8安打を放ったが、今季ワーストタイとなる12残塁。1得点にとどまり、3連敗を喫した。

 岡本の適時打で1点差に詰め寄った5回だ。亀井も安打で続き、2死一、三塁の絶好機をつくった。打席にはマギー。同点、逆転の期待は高まったが、楽天古川の149キロに空振り三振に倒れた。マギーは7回にも2死一、二塁で初球の外角変化球を引っかけて二ゴロ凡退。塁上の走者がことごとく足止めを食らい、4戦連続で2ケタ残塁となった。

 打線のてこ入れを敢行した。開幕から固定して起用してきた「二塁・吉川尚」が、53試合目で初めてスタメンから外れた。代わりに2番に入った田中俊は1安打1四球1盗塁とチャンスメーク。高橋監督は「思い切った走塁もあったりね、打撃もいい内容が続いているなと思いますね」と評価したが、あと1本が続かずに、古川にプロ初勝利を献上した。

 今季3度目の3連敗で借金4。そろってクリーンアップから打順を下げたマギー、ゲレーロの状態が上向かなければ厳しい戦いは続く。指揮官は「別にそこだけが悪いわけではないんでね。ただ、そういったところも期待している選手たちなので、その2人に頑張ってほしいところはありますけどね」と復調を期待した。【為田聡史】