広島が序盤に大量リードを許し、反撃も及ばず敗れた。先発の中村祐が2回1/3、7失点と今季最短KOで自身4連敗の4敗目。以下は緒方孝市監督(49)の談話。

 -中村祐が7失点

 緒方監督 こういう試合をしていたら、チームとして乗っていけない。先発投手としての役割を果たすことができていない。1人1人の役割の中で、特に今年は先発投手陣がね。もちろん勝敗は自分の責任。ただホームランを打たれた後も、先発投手としてピシャッと切り替えて、1つ1つのアウトを最低4回、5回と重ねる姿を見たかった。あの情けない姿だったら、もう1回下(2軍)で頑張ってもらうしかない。野手陣はしっかり攻撃してくれている。いつも言っていることだが、ファンも応援してくれているし、最後まであきらめずに戦っていく。

 -2番手のフランスアが登板2試合目で好投

 緒方監督 今日の1つの収穫。次回は先発としてチャンスをあげよう。

 -永川が2年ぶり登板で2回無失点

 緒方監督 力入りすぎ。最初の回はボールが高かったが、その後は低めにしっかりといい球を投げていた。本人もホッとしているだろう。結果、内容とも良かったし、また頑張ってもらいましょう。