ヤクルトが延長10回サヨナラで3年ぶりの7連勝を飾り、交流戦首位に立った。セ・リーグでは3位に浮上した。

 延長10回は2死満塁から雄平外野手(33)が押し出し四球を選んだ。先制ソロ、勝ち越しソロと2本塁打も放ち「(10回は)打つ気満々でしたけど、最後はうまく見逃せた。とにかく最高です。(2本塁打は)少し自信になるバッティングができた」と喜んだ。

 ヒーローインタビューを終えると青木、藤井から水をかけられた。「あんなベテランの人がかけるのを初めて見た。青木さんらしくてすごくいい」と感激した。

 小川淳司監督(60)は「何て言ったらいいか分からない。最後まであきらめない、勝ちたいという雰囲気が出ている」と言い、交流戦首位については「まだまだです」と引き締めた。