セ、パ両リーグは22日、日本生命セ・パ交流戦の観客動員数を発表し、前年比2・1%増の1試合平均3万182人で、初めて3万人を突破した。セ主催分は2・9%減の3万2067人、パ主催分は8・5%増の2万8296人。球団別ではロッテが前年比34・9%増、阪神が雨天順延の影響などで同10・3%減だった。

 前年比で増加割合の多かった球団は1位がロッテ、2位が11・2%のオリックス、3位が9・1%増のソフトバンク。減少割合が多かった球団は、1位が阪神、2位が9・8%減のヤクルト、3位が1・8%減の日本ハム。交流戦は前年と比較して、セ・リーグ主催で土日が1度減っていることから、パ・リーグの観客動員が増え、セ・リーグが減ったと推察される。

 交流戦終了時の観客動員数は、セが1・2%増の平均3万2814人、パが5・2%増の2万6659人。ロッテが前年比14・8%増の2万2218人と伸ばし、巨人は同3・1%減となった。

 ロッテは昨年の交流戦終了時、20勝45敗1分けで借金25のパ・リーグ最下位だった。井口新監督が就任した今季は、パ5位ながらも32勝31敗の貯金1と勝ち越している。

 9回平均の試合時間はセ、パともに3時間11分で、昨年終了時の平均よりセが5分長く、パが1分長かった。