日本ハムのニック・マルティネス投手が、来日最短となる2回1/3を7安打7失点(自責6)でKOされた。

 初回は自らの失策で先制点を献上した。2死一、三塁の場面で一塁へのけん制が悪送球となり1失点。2回は3者凡退に抑えた。

 3回は先頭の若月に左前打を許すと、流れを止められなかった。1死満塁から吉田正に右前へ2点適時打を浴び、伏見にも適時二塁打を打たれた。続く安達に死球を与えたところで降板。2番手で登板した玉井が杉本に右中間へ2号満塁本塁打を浴びて、この回は一挙7失点となった。「連打を打たれてから、球を低めにコントロールできなくなってしまった。相手のビッグイニングになってしまい、とても悔しい」と、振り返った。

 マルティネスは今季15試合目の先発で、5回未満で降板したのは、この日で2試合目。前回は5月8日オリックス戦。舞台は、この日と同じ京セラドーム大阪で、3回2/3を8安打8失点で3敗目を喫していた。その時以来の同球場での先発だったが、返り討ちに遭ってしまった。