広島が1回に野間の先制打と安部の3ランで4点を奪うと、2回は松山の2ランなどで3点を追加。巨人山口俊を2回でKOした。4回は陽の3ラン、5回はマギーの3ランで1点差。広島は6回に丸の適時打で1点を加え、リードを広げた。巨人が7回に2点を奪い、最大7点差から同点に追い付き延長戦へ。延長10回、巨人は岡本の17号ソロで勝ち越すも、その裏広島は下水流の2ランで逆転サヨナラ勝ち。巨人の連勝は7で止まった。
巨人上原浩治投手(43)が日本人初の「通算100勝、100セーブ、100ホールド」を達成した。8-8と同点の7回から登板。1安打されたものの、無失点に抑え、通算100ホールドを達成した。上原は日米通算で134勝、同128セーブをマーク。勝利、セーブ、ホールドすべてで100以上の数字を残しているのは、大リーグでも08年に達成したトム・ゴードンだけ。上原は日米あわせても2人目という偉業を達成した。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨 人 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 9 |
広 島 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2X | 10 |
【巨】山口俊 吉川光 上原 沢村 ●マシソン
【広】野村 永川 フランスア 一岡 中崎 ○ジャクソン
【本】安部2号、松山9号、下水流3号(広) 陽5号、マギー11号、岡本17号(巨)
<10回>下水流、劇的サヨナラ2ラン
- 10回裏広島2死一塁、下水流は右越えにサヨナラ2点本塁打を放つ(撮影・栗木一考)
- 10回裏広島2死一塁、下水流(中央)は右翼にサヨナラ逆転2点本塁打を放ち、喜ぶベンチを背にガッツポーズ。右は岡本(撮影・浅見桂子)
- 10回裏広島2死一塁、下水流昴は右越えにサヨナラ2点本塁打を放つ(撮影・栗木一考)
- 10回裏広島2死一塁、下水流は右越えにサヨナラ2点本塁打を放ちナインの待つ本塁に飛び込む(撮影・栗木一考)
<10回>岡本が勝ち越し17号ソロ
- 10回表巨人無死、岡本は左翼に勝ち越しソロ本塁打を放つ(撮影・浅見桂子)
- 10回表巨人無死、岡本は左越えに勝ち越しソロ本塁打を放ち上原(中央)らナインの出迎えを受ける(撮影・栗木一考)
<7回>3番手上原が無失点 通算100ホールド達成
- 同点で迎えた7回裏広島の攻撃で、マウンドに向かう上原(右)(撮影・浅見桂子)
- 7回裏を無失点に抑え、日米通算100勝100セーブ100ホールドを達成した巨人上原はグラブをたたく(撮影・鈴木みどり)
- 7回裏広島2死一塁、田中広輔を左飛に打ち取りナインを出迎える上原浩治(左)(撮影・栗木一考)
<7回>吉川尚輝の2点適時打で巨人同点
- 7回表巨人無死二、三塁、吉川尚輝は中前に同点2点適時打を放つ(撮影・栗木一考)
<6回>丸の適時打で1点追加
- 6回裏広島1死三塁、丸佳浩は中前適時打を放つ(撮影・栗木一考)
<5回>マギー3ランで巨人1点差に迫る
- 5回表巨人1死一、二塁、マギーは左翼3点本塁打を放つ(撮影・浅見桂子)
<4回>陽の3ランで巨人反撃
- 4回表巨人1死一、二塁、陽岱鋼は左翼3点本塁打を放つ(撮影・浅見桂子)
<3回>2番手の吉川光夫
- 2番手で登板した吉川光夫(撮影・栗木一考)
<2回>丸適時打、松山2ランで追加点
- 2回裏広島2死二塁、松山は右越えに2点本塁打を放つ(撮影・栗木一考)
- 2回裏広島2死二塁、丸佳浩は右翼線へ適時二塁打を放つ(撮影・栗木一考)
<1回>野間の適時打、安部3ランで4点先制
- 安部友裕の3点本塁打で生還する野間峻祥(撮影・栗木一考)
- 1回裏広島2死一、二塁、安部友裕は右越えに3点本塁打を放つ(撮影・栗木一考)
- 1回裏広島2死一、二塁、野間峻祥は先制左前適時打を放つ(撮影・栗木一考)
【巨人先発は山口俊】
- 先発し力投する巨人山口俊(撮影・鈴木みどり)
【広島先発は野村】
- 先発し力投する広島野村(撮影・鈴木みどり)
試合前
- 募金活動をする広島緒方監督(右)と巨人高橋監督(撮影・栗木一考)
- 募金活動をする左から一岡竜司、内海哲也、1人空いて、中崎翔太(撮影・栗木一考)