ロッテ井上晴哉内野手が7月度「日本生命月間MVP」を受賞した。

 自身初受賞。7月は4番、5番で20試合すべてに先発出場し、打率4割、23打点、出塁率5割がリーグトップ、28安打は同トップタイだった。本塁打も7本マークした。

 ロッテでは6月度もボルシンガーと角中がW受賞。打者が2カ月連続で月間MVPに選出されるのは、球団では80年5月度のレロン・リー、6月度のレオン・リー以来、38年ぶり2度目となった。

 井上は8日、ZOZOマリンで受賞会見に臨み「7月は僕の誕生月でもあり、(地元)広島の(豪雨)被害もあり、(MVPを)とれたのがいちばんうれしい。広島にも届いたらいいなと思います」と29歳になって最初の栄誉に笑顔を見せた。

 前日7日のソフトバンク戦で19号ソロを放ち、チームでは13年の井口監督以来となる日本人打者20本塁打に王手をかけた。20発に到達すればロッテの人気チョコレート、乳酸菌ショコラ5年分が贈られることも決まっており「狙うというか、そこはクリアしたい。ずっと(井口監督の)背中を追っている状態。追いつけたらいいな」と意気込んだ。