ヤクルト山田哲人内野手が8日、7月度の「日本生命月間MVP賞」に選ばれた。

 7月は、9日巨人戦でサイクル安打を達成するなど打率4割2分5厘、7本塁打、18打点の大暴れ。8盗塁も決め、足でもチームの勝利に貢献した。自身6度目の受賞に「素直にうれしいです。(印象に残っているのは)やっぱりサイクル安打を達成したこと」と笑顔をみせた。

 好調の要因を問われると「分からないですけど…。多分、夏が嫌いだからだと思います」。暑さが苦手で、熱中症予防も含めてコンディション管理にはより注意しているという。「嫌いな分、体に気を使っている部分が絶対あるので、それが1つの要因かな」と自己分析した。

 この日は予定されていたDeNA戦が、台風接近による悪天候が予想されるため中止。室内練習場で汗を流した。勝負のシーズン終盤戦に向け「1試合でも多く活躍して、1試合でも多く(チームの)勝利に貢献したい」と力を込めた。