楽天は22日、アンチ・ドーピング規定違反でジャフェット・アマダー内野手(31)に科された6カ月の出場停止処分に日本野球機構(NPB)へ異議申し立てを行った。

 安部井チーム統括本部長は「アマダーは『摂取経緯をもう少し明らかにしたい。これまでも何度も代表などでドーピング検査を受けてきて、陽性になったことはない。摂取経緯を明らかにしたい』とのこと」と説明した。

 アマダーは6月13日の中日戦(楽天生命パーク)後にドーピング検査を受け、7月23日に分析機関から、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)に禁止指定されているクロルタリドンとフロセミドの検出報告があった。8月1日のB検体再分析でも結果は同じで、出場停止6カ月の処分となった。

 今後はNPBアンチ・ドーピング特別委員会が9月4日までに開かれ、弁明日を含めてNPBの実働30日以内に結論が下される。