9月1日から楽天のGM職に就任する石井一久氏(44)が27日、楽天生命パーク内で記者会見を行い、「生え抜きのスーパースターを育てることが大事になる」と、再建への幹を強調した。

石井氏は生え抜きスターを育成する以外に、現時点で思い描くプランを示した。梨田昌孝監督(65)が6月16日に辞任し、現在は平石洋介監督代行(38)が指揮を執る。後任人事については「経験がある人で優勝出来るなら、それでいいけど。そうではない。監督よりも、2軍の環境が大事だと思う。チームを見ていきたい」と独自の考えを明かした。

また、理想として「大人のチーム作り」を掲げた。「進塁打や自己犠牲の精神。3ボール、1ストライクの場面でも、ただ打つのではなく、ボールをよく見るとか、そういう大人のチームに変えていきたい」と話した。