阪神福留孝介外野手が5日の試合前に取材に応じた。同日に1学年上の広島新井貴浩内野手が今季限りでの引退を表明。

06年WBCなどでも共にジャパンのユニホームに袖を通し、13年、14年は阪神で共にプレーした。福留は「1つ上の先輩ですけど、同じの年代で、年も近い。新井さんの一生懸命やる姿を見て来たので、さみしい」と語った。同世代でしのぎを削った仲でもあり「あれだけの選手なので、下の者として、負けたくないと思ってやってきました」と振り返った。

福留も懸命にプレーする姿に心を打たれた1人で「どんなときも、常に前を向いてやっている姿というのは、勉強になるし、やらないといけないことだと思います」。続けて「カープの若い選手だけじゃなくてね、うちの若い選手のなかにも、一緒にプレーさせてもらった選手もいる。感じてほしいというのはある」と語った。