西武菊池雄星投手が7回6安打4失点で11勝目を挙げた。

2回に1点先制を許し、味方が追い付いた直後の3回にも1点を失い、勝ち越された。5回には平沢に2ランを打たれ、3点差に広げられた。

だが、6回に打線が3点を奪い同点。直後の7回を3者凡退に仕留めると、その裏に浅村が勝ち越し打を放ち、勝利投手となった。

菊池は「なかなか、苦しい投球でした」と率直に振り返った。4回には、先頭に四球を与えた後に左の脇腹がつった。前回8月31日のオリックス戦でも、2回に同様の症状が現れた。今回もいったんベンチにさがり、水分や塩分を補給した。原因について「今日は初回が終わっても汗が止まらなかった。普通は初回で止まるのに、2回、3回になっても止まらなかった。暑かったのもあると思う」と話した。

最終イニングとなった7回については「先制点も取られ、自分の仕事ができなかった。7回だけは、良い流れを引き戻せるように気持ちを入れて投げた」と話した。